令和を生きる50歳- 借金完済して人生立て直します

浪費家は浪費している自覚がない

インフルエンサーのキラキラ生活とうまく距離を取るには

SNSYouTubeチャンネルなど、他人の投稿は刺激がいっぱいです。

見ていて楽しいものですが、貯金がない人、借金がある人、浪費家の自覚がある人は距離の取り方がマストオブマストです。

というのもわたしは全部これに当てはまり、インフルエンサーに感化されて浪費グセが加速したからです。

振り返ると、どうかしてましたね。

今日は浪費家が陥ったダメな影響を紹介したいと思います。

 

影響を受けやすい投稿3選

 

・旅行

Instagramの写真からその人に興味がわいた人も多いでしょう。

芸能人でない一般の人のキラキラした生活ぶりは、自分も同じようになれる気がして心ときめきます。

同じものを買ったり、同じような暮らしをしたいと影響を受けやすいんですよね。

 

きれいな海でダイビングしているスタイル抜群のきれいな人の投稿を見て、ダイビングがしたくなりました。

「沖縄の海でダイビングしてきました~」なんて張り切って投稿しました。

影響を受けやすい投稿は、旅行です。

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・ライフスタイル

ある時は好きなインフルエンサーの暮らしや考えを真似ていました。

ライフスタイルにはトレンドがあります。

近年はコロナ渦の影響か、暮らしを整えるための断捨離を提唱するミニマリスト、手作りにこだわる丁寧な暮らし、環境にやさしい暮らしなど、シンプルライフがトレンドにもなって、たくさんのインフルエンサーが丁寧かつミニマムな暮らしにまつわる本を出版しました。

コロナ渦は断捨離で価値観が変わった、という人も多かったと思います。

影響を受けやすい投稿その2は、ライフスタイルです。

 

わたしは中でも手作りの世界に影響を受けました。

「手作り羊羹で至福のひと時を過ごしています。」のコメントと共に、作った料理の写真をアップしたりして自己満足の世界に浸ってましたね。

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そしてついにはすてきなキッチンへの憧れが必須感にとって代わり、なんだかんだの言いわけを経て理想のキッチンの築浅マンションに引っ越しました。

(実際に今住んでいるマンションのキッチンです↓)

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・話題のスポット

またある時は雑誌やメディアに取り上げられたカフェに行き、写真に撮ってそれを投稿しました。

「話題のカフェに行ったわたしはイケてる」「いち早く行ったわたしはトレンドに敏感です」と書かなくても、わざわざ載せるのは大半がそういう心理です。

心のどこかで羨望の目で見られることを期待しているんですよね。

 

影響を受けやすい投稿その3は、話題のスポットです。

カフェ好きなこともあって、旅行に行くと必ず話題のお店は訪れました。

 

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キラキラ生活に影響を受けた裏側

沖縄のダイビング投稿の真実は、ダイビングなんてしたこともないのに、さも「普段からダイビングを楽しむ人の暮らし」を思わせる演出たっぷりの投稿でした。

当時は海好きな人の暮らしに憧れていて、自分もそういう世界に近づきたかったんですね。

しかも、ダイビングは楽しむどころか恐怖体験でした(笑)

プールと違って波があることが分かっておらず、浮いているだけで息がアップアップしました。

なかなか海中に潜れなくて、グループのいちばん最後に潜れた人になりました。

海の中は真っ暗で想像と違い、呼吸が乱れて溺れたらどうしようという恐怖と闘い続ける30分でした。

貴重な体験にはなりましたが、貯金なし、借金ありの人が積極的にお金を出してやることではありません。

 

手作り羊羹も、シンプルに作るより買う方が安上がりで各段に美味しいです(笑)

自己満足のあとは作り過ぎて処理に困り、最後の方はうんざりしながら食べたのを覚えています。

 

そして引っ越し。

築浅のマンションは更新料、保険料がバカ高い。

当たり前ですが家賃も相場より高いです。

引っ越して1年後の更新時期には早くも後悔しました。

快適さは手に入りましたが、、貯金なし、借金ありの人は快適な暮らしの前にやることがあります。

 

浪費家がインフルエンサーのキラキラ生活とうまく距離を取るためには

影響を受けることはマイナスに働くと人生詰みます。

かと言って、今の時代、SNSやメディアを一切見るなと言うのは現実的ではありません。

ではどうすればプラスの影響は受けつつ、マイナス影響を避けられるか。

あまり見ないようにするだけでも効果はあるかもしれませんが、根本解決にはならないでしょう。

 

数々の影響を全身で受けた浪費家が導きだした答えは、今の自分を肯定することです。

精神論と思われるかも知れませんが、受ける影響の取捨選択ができないのは自分に自信がないからです。

自分の中に自信のなさがあるために、他人の暮らしがキラキラして見えます。

成功しているように見える人に敗北感や引け目を感じるのは、自分や自分すべてを肯定していないからです。

100%自分を肯定できていなくても、自分の考えに軸を持ち、生き方を肯定できたら、キラキラした投稿を見ても「すてきだなあ。」と客観的に受け止められます

何なら、自分もこんな暮らしができるように今をがんばろうと思うかもしれません。

これがSNSとうまく付き合えている状態です。

 

浪費する人は浪費している自覚がありません。

借金があって貯金もない自分の現実を認めていないからです。

自分を否定するからこそSNS上の投稿が普通以上にキラキラして見えます。

 

では、今の自分を肯定するためにはまず何からしたらよいか。

わたしの場合は先の記事で書いたとおりです。

 

自分の現状を直視し、認識する。

いくら借金があって、何にどれだけお金を使っていているかを調べて状況を把握する。

 

現状を正しく知ると、今の自分を受け止めることができます。

現実を見たくなかったのは、将来はお先真っ暗だと思い込んでいたからです。

現状を知ると、現実をどうやったら立て直せるか夢中で考え始めたんですよね。

20年も向き合えなかったのに、不思議です。

 

今の自分を肯定することが肝だということが伝わればうれしいです。

 

この記事がだれかの役に立てれば幸いです。

それでは今日もいい1日を😊

 

 

 

 

浪費家が食費を2万円以下に抑えるポイント5つ

今日は、食費を半分以下に抑えることができたポイントについてです。

現在いくらの食費であっても、半分に抑えるのは大きな改善になります。

 

浪費家あるあるですが、とにかく少額のお金を使うことにゆるいです。

「これぐらいならいいか」と、心のブレーキが甘いです。

「これぐらいなら」がちりつもになった時、大きな出費をした感覚がないので、

「こんなに何に使ったっけ?」となるのです。

食費はひとつにとつは比較的少額なものの積み重ねです。

食費を見直すことは、その他の分野の見直しにも共通して活かせます。

 

おなじみマネーフォワードMEの食費画像から振り返ります。

過去1年間の平均食費は40,574円です。

ひとり世帯の食費の月平均は40,000円強ほどだそうですので、平均的な出費かも知れません。

ですが、借金があり貯金がない浪費家が世間様と同等な出費をしていてはいけません。

 

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食費を大きく抑えられたのは、次の5つのポイントを買い物ルールと決めてそのとおりにした効果が大きいです。

 

浪費家の買い物ルール5つ

 

私のような浪費家は、自分の買い物グセ(傾向)を知ることが第一歩です。

そして意思の力ではなく、買わない仕組みづくりがとても大事です。

食事は毎回のこと。一度自分なりのルールを作ると、毎回がまんをすることからも解放されます。

 

1. 平日はお金を使わない

とにかく平日はお金を使わない、何なら使えないと自分にルールを課します。

ここが最大のポイントになります。

できるかどうかではなく、ルールと課す。

とにかく平日だけは使わないと決めるのが第一歩です。

これが出来ないとその後のルールも出来ません。

これは実店舗だけでなく、ネット購入も含めてになります。

使わないと決めてしまえば、しばらくすると脳が勝手に「お金は週末に使うんだった」

と認識してくれるようになります。

そうして使わないことが普通になっていき、多少の不便は気にならなくなります。

 

2. いちばん安いものを迷わず選ぶ

わたしは子供のころの家庭環境の影響で、「良いもの」を選ぶことが自然と身についています。

母親が食材や素材にこだわってものを選ぶのを見て育ちました。

品質のいいものを選ぶこと自体は、長期目線でもとても大事なことです。

 

ですが身に付いた習慣や思考は時には恐ろしいと感じます。

お金がなくても、妥協できないのです。

オーガニックのものや産地が分かるものをごく普通に選んできましたので、

最初の頃はこれまで選ばなかったものを手に取るのにとても抵抗がありました。

ですが、これまでのようなこだわりは捨てることにしました。

 

洗剤をエコブランドからドラッグストアのセール品に変える。

卵は売り場で一番安いものを買う。

産地ブランドのお肉を止める。

スーパーのプライベートブランドがあればそちらを買う。

 

体や環境にいいと信じてきたものは、借金を完済したあとに、こだわりたければこだわろうと思います。

 

3. 完全自炊をベースにする

自炊をベースにします。

と言ってもわたしはもともとこれまでもほぼ完全自炊。

自炊でなかった部分は、お昼のランチ代ぐらいでした。

どこにいくでも水筒持参ですし、自炊の習慣はこれまでの延長というぐらいでした。

 

あらたに追加したものは、週末の作り置きと下準備です。

完璧とまではいかなくても、買い物の段階で1週間分の献立をある程度決めてしまいます。

「平日にお金を使わない」を後押しするのは作り置きの効果が高いからです。

疲れたりストレスがあると、癒しを求めてデパ地下やスイーツ店に吸い寄せられます。。。。

作り置きは鮮度が落ちるし出来立てのおいしさがイマイチと思われがちですが、

冷凍作り置きや冷凍下ごしらえをすれば鮮度や味が落ちることはありません。

しかもレンジで解凍しながら調理をするので、材料をコンテナに入れて冷凍するだけです。

楽をする方法はいくらでも探せます。

わたしが愛用しているレシピ本はこちらになります。

 

作り置きは家事効率もいいですし、水道光熱費を押さえることにも一役買います。

作業は何でもまとめる方が効率がいいですね。

 

4. 足りないぐらいで終える

これは週末の買い物の際に意識したことです。

週末しか買い物に行かないと決めると、「足りなかったらどうしよう」と思うのが人の心理。

ついつい買いすぎてしまいます。

買い物かごに作り置き分を中心に食材を入れたら、足りるかな?と思う程度、8割程度で買い物を終えます。

「これで完璧!」と思う量を買って帰ると、必ず使わなかったり余ったりするのが常でした。

今は、「途中で食材が足りなくなったらあるもので済ませる」と割り切っています。

 

5. ゲーム感覚で攻略する

節約、倹約は我慢ではなくゲームでやると楽しい。

自分の決めたルールどおりにできた、できているという達成感を味えます。

これはやったことがある方は分かると思います。

貯金ができなかった人ほど、ハマる感覚が味わえます。

予算どおりの金額でレジを終えた時は、帰り道にスキップしたくなるような、ちょっとした達成感があります。

 

以上が食費を半分以下に抑えることができたポイントになります。

浪費家はルールがないと、その時の気分や状況で無駄な買い物をしがちです。

意思の力では、染みついたゆるい気持ちが勝ってしまうんですよね。

 

 

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今日もいい一日を😊

 

自動融資は手を出してはいけない- 銀行ローン編②

さて、今日は手を出してはいけない銀行ローンです。

それは自動融資サービスです。

通帳残高が不足していた時に、足りない金額を自動で借りられるというものです。

使い方によっては大変よいサービスかも知れませんが、わたしのように現実逃避傾向がある人は、絶対に気軽に利用してはいけません。

本当に人生詰みます。

 

下の画像はわたしの自動融資の明細です。

10,000円の返済のうち、利息は4,000円前後。

リボ払いと似たような仕組みですが、上限までは毎月一定額で返済となるため、大きな借り入れをしている自覚がありません。

それどころか自分の通帳に初めからあったお金のような勘違いをします。

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この自動融資は50万円の枠がありました。

借りては返し、また借りを繰り返していたので終わりがありません。

「自動融資で1万だけ借りよう」と安易に頼りがちです。

お金の現実に疎いとこういう発想になります。

 

そして衝撃の事実を書きます。

実は初めて利用したのは2010年です。

最後に借り入れをしたのは5年ぐらい前でしょうか。

融資枠ギリギリまで使いました。

最初の借り入れから13年経った今も完済できていません。

これも銀行ローン①と同じく、意を決して明細の番号に電話しました。

 

「かくかくしかじかで、現在の残高を教えて下さい」

「昨日時点の残高になりますが、263,551円です。」

 

よかった!こっちは①ほどじゃなかった!

と、安堵するあたりが感覚がマヒしております。重症です。

1千万の家を買おうとしているときに、ついでに買い替えようとしている30万のソファが安く感じる感覚と似ますでしょうか。

買うでも借りるでも、手元にないお金を動かす時はどこか非リアルです。

 

返済魂に火が付きました。

①は4年後の完済を目標にプランしていますが、②は年内の完済を目指します。

窓口の方にお聞きしたところ、自動融資は一括返済が可能とのこと。

年の暮れに窓口に行って一括返済し、気持ちよく2023年を終わりたい。

 

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今日もいい一日を😊

 

 

 

 

 

 

借金が完済するのは8年後だった- 銀行ローン編①

わたしのかかえる借金のひとつ、銀行ローンをサンプルに、

借金と向き合った時のことを書きます。

画像はわたしが借り入れをしている某ネット銀行のローン残高です。

 

今からちょうど6年前です。

生活防衛資金として借金しました。

利息計算が分かっている方は自分で計算できると思うのですが、

お金の全般から逃げてきた私は、これを見てもいつ完済できるのかピンときません。

 

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「元本に対して毎年11.50%が加算されるんだよね。それでえーっと。。。。」

という具合です。

そして事実を知るべく意を決して電話をかけ、これ以上ないぐらい、

ストレーーーートに質問しました。

 

「わたしのローンはこの返済ペースだといつ完済するのでしょうか?

 

聞きながら手が震えます。

そして窓口の方の答えに、わたしは椅子から転げ落ちそうになります。

 

「令和13年の9月ですね。」

 

令和13年???

ということは、えーとあと8年後!!??

2017年から返しているのにあと8年???

借りた時からだと、14年後に完済するということがやっとわかったのです。

わたしが借りたローンは借入枠のカードローンタイプです。

返した分だけまた借入枠ができるので、永遠の返済ループを繰り返すこともできそうな

恐ろしい地獄のローンです。

わたしのような人は絶対に手を出してはいけないです。

記憶をたどると、たしかに途中で10万円ぐらいお金を引き出した記憶があります。

 

「何年後に完済できるのか」

 

電話1本で5分もあれば解決する問いなのに、なぜ6年もかかったのか。

放置していいことではないと分かっている。

具体的な返済プランを立てないといけない。

頭の中では分かっていました。

 

ではなぜ行動に移さなかったかと言えば、単純に事実と向うのがこわいからです。

事実を見たくない気持ちが勝って、現実逃避してしまうからです。

一生返すわけじゃないんだからいつか終わると、心のどこかで開き直る気持ちと

あきらめの気持ちがありました。

 

ですが2023年の今、そんな自分とはさよならをしました。

この銀行ローンは繰り上げ返済をして、4年後の完済を目指しています。

 

以上、銀行ローン編①でした。

ということは②もあります。

②の方がもっと信じられないローンです。

 

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今日もいい一日を😊

 

 

 

 

 

 

マネーフォワードMEで真実を暴く- 貯金ができない理由

貯金がゼロ(というか借金があるのでマイナス)の事実を書きましたが、

今回は、より具体的に毎月のお金の流れについて書きます。

過去2年分の収支を振り返りました。

 

結論から書くと、毎月収支がマイナスになるのは借金が理由ではなかったのです。

貯金が出来ない理由が借金だったとしても、収支のマイナスの原因は別にありました。

なんと、借金があっても収支をプラスにすることは出来たのです。

貯金ができないのは借金のせいだと何の根拠もなく思い込んでいたのです。

今回は答えを導き出すのに役立ったものと、実際の支出がどんな状態だったのかを書きます。

 

 

マネーフォワードMEが味方になった

数年前からマネーフォーワードMEという家計簿アプリを利用していました。

なんとなく銀行とカード情報を紐づけてあとは終わり。

お金の管理をしている気分を味わっているだけです。

これを過去2年分遡って、限りなく当時の現状の収支状況に振り分けました。

正直これにかなり時間がかかり、だいぶしんどかった。

 

マネーフォワードMEはご存じの方も多いと思いますが、

銀行やカードを紐づけるだけで終わったらダメです。

マネーフォワードMEは取り込まれたデータを見て、これは日用品だね、

これは食費だよね、とある程度予測でカテゴリを仕分けてくれますが、

それを自分で修正しないといけないです。

 

例えばビジネス書が娯楽に仕分けられていたり、

交際費に入れたいランチが食費に仕分けられていたり、

お店の名前やモールの特徴で判断して自動振り分けされるのです。

これを都度修正することでマネーフォワードMEが振り分けの傾向をつかんで、

「あ、これは書籍なんだね」「これは交際費なんだね」と学習してくれるのです。

自分仕様に育てれば、自分にとって役立つ心強い家計簿マスターとなってくれます。

 

それを2年前から遡ってやりました。

わたしの場合、携帯を格安SIMの契約に乗り換える、保険を見直すなど

よく取り上げられるものは既に対策してるため、固定費はひとまず置いておきます。

よって日用品、通信費、交通費、保険等など、影響が小さかったものは今回は省き、

取り上げるにふさわしい問題児カテゴリを見ていきます。

 

画像は実際のわたしのマネーフォワードMEの収支画面です。

カードの締め日に合わせて15日で締めています。

サンプルに2022年4月の収支を見てみます。

収入は前回の記事のとおりダダ下がりのため、現在の手取りは平均で22万円前後です。

どのみち収入に対し支出がバグっています。。。

 

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これを見ると、過去の自分に正面からキレイなラリアットを食らわせたいです。

いったん気持ちを静めて大カテゴリを見ていきましょう。

 

住宅費・借金の内訳け

まずは住宅費から。

わたしの家賃は管理費込みの70,990円です。

住んでいる地域の複数情報から導き出したひとり世帯の平均家賃は50,000円前後。

平均より高めです。

家賃についてはまた別の記事で取り上げたいと思いますので一旦スルーします。

 

次が問題のローン返済です。

毎月37,500円。

これにクレジットカードで毎月10,000円返済のリボになっているものがあるため、

実際の返済額は毎月47,500円です。


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衣服・美容の内訳け

次が衣服・美容カテゴリ。

毎月20万そこそこの一人暮らしの会社員が、毎月47,000円の借金を払い、

衣服美容に66,000円という、正気の沙汰ではない状況です。

実際何に使っていたかというと、衣服のうち20,000円は母親へのプレゼントでした。

これはプレゼント代のカテゴリでも良かったかもしれません。

残り3万円は、季節の変わり目だからと春物の服を買っていました。

 


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食費の内訳けと全国の平均値

次が食費カテゴリ。

試しに「ひとり暮らし 食費 女性 中央値」とグーグルでキーワード検索してみると

35歳から59歳の平均値は40,075円でした。

中央値がほしいのですがおそらく表示されているのは平均です。

データの平均に近いですが、借金を返済し、衣服美容にもそこそこお金を使い、

食費もまあまあ人並みに使っていたら当たり前にマイナスになります。

 


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健康・医療の内訳け

次が健康・医療カテゴリ。

ボディケアに分類されているものは、サプリメントやお風呂グッズなどでした。

サプリメントは、プラセンタ、DHA/EPAスピルリナなどです。


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水道・光熱費の内訳け

最後は水道光熱費

ここは少し説明が必要なカテゴリです。

両親の電気代、水道代はわたしが負担しています。

水道代は2ケ月に一度に徴収がありますが、両親の住居分と交互に上がってくるため

毎月水道代の支払いがある状況です。

電気代は当時はまだ現在ほど高騰していなかったため、この程度で済んでいます。

 

わたしのマンションはプロパンガスのため、都市ガスと比べると基本料金が高いです。

今のマンションはガス会社を選ぶことができませんでした。

基本料金は以前済んでいたマンションの時より1000円弱ほど高くなりました。

 

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以上が問題児カテゴリの内訳です。

 

マイナスをどうやって補っていたのか

では貯金もないのにこの53,806円のマイナスはどうやって埋めたのか。

それはボーナスの取り崩しです。

評価がよかったころのボーナスも、ダダ下がりしたボーナスも、

分け隔てなく毎月の支払いの補填に充てていました。

 

問題はどこに?

ひとことであらわすなら「自覚」です。

自分に借金があること、貯蓄ができていない状況を自覚していない。

使っていいお金を自覚していない。

身の丈を自覚していないと言ったら総括になるでしょうか。

20万円の手取りであれば、30万円使っていいわけがないのです。

小学生でもわかりそうなことが、50歳にもなって自覚できていません。

 

黒字の可能性は

借金がある状態で黒字と言うのもおかしな話ですが、ひとまず収支だけで見た時に、

わたしの給料であればマイナスの辞退は避けられるはずです。

今回取り上げたカテゴリに手を打つだけでもギリギリマイナスになることは防げます。

 

それでも大きな決意と強い意思がないといけません。

なんせ20年間続いていたパターンを変えるのですから。

 

次の記事ではわたしが実際に行った改革を書きます。

このブログが少しでも誰かの役に立てますように。

今日もいい1日を😊

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人生の警報が鳴った3つのサイン

写真は現在のわたしの所持金です。

ここからさらに今月の支払いがあるので貯金ではありません。

本当に所持金です。

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50歳にして貯金がありません。

高所得者ではありませんが年収は400万円ほどで、ごく普通のサラリーマンです。

20年間貯金ができず、重ねて借金もあり、お金の問題が足かせでこんな状況です。

  • 新しい経験に踏み込むのが怖い
  • 交際範囲を広げるのが怖い
  • 転職が怖いためブレーキをかけてしまう
  • 深く考えると苦しくなるため現実逃避的な生き方をしてしまう
  • 自分全般に自信がない

 

いつも頭の片隅の定位置にお金のことがあります。

借金がある状態が長くなればなるほど、何をするにも、

「これをするといくらお金がかかるのだろう」

「借金があるのに何甘い夢みたいなことを考えているんだ」

 

とすぐにあきらめてしまう。

楽しそうな話題、興味のある分野の情報に触れても、

お金のことがまず頭をよぎり、結局あきらめる。

20年間、ずっとこんな状態です。

 

借金だっていつか終わる、数年先にはいくらか状況は良くなっているはずだ。

根拠などもちろんないです。

人は借金がある状態が長く続くと、思考のどこかで防衛反応が作動します。

自分を過度に追い込まないように現実逃避を始めるんですね。

「今日がよければそれでいい」というという行動を無意識に繰り返すようになり、

そのうちこんな毎日からは解放されると未来の自分に希望を託す。

普通に考えたらそんなことは絶対に起こりませんが、なぜか自分で都合のいいマインドコントロールをしてしまうのです。

 

そんな2022年の終わり。

わたしに「目を覚ませ!」とばかりに人生の警報が鳴りました。

20年間逃げ続けていたお金の問題に、本気で向き合う時が強制的にきました。

 

人生を狂わすような大事件が起こった、といった分かりやすいことではありません。

いくつかのサインと捉える出来事が2022年に集中的に起きました。

そしてそれらの状況に、「なぜこんなことが起きているのだろう?」と疑問を持ったことから始まりました。

 

貯金や投資など、日本人の資産形成意識が高まっている昨今とは裏腹に、

わたしのようにお金の負のループにはまって抜け出せない人はきっと大勢います。

そしてなぜそこから抜け出せないのか、自分のことなのでよくわかります。

同じ状態にある人がいたらこのブログが少しでも役に立てば幸いですが、

お金の問題に限らず、本当に人生を変えたいと思っている場合にも参考になるのではと思います。

なぜなら、2022年にわたしがサインだと感じた出来事は、お金の問題とは直接関係がないことばかりだったからです。

ここからはそのサインを具体的に書いていきます。

 

 

サイン① チームメンバーの退職・離脱・入院・反抗・逆パワハラ

 

わたしは社内のあるチームでリーダーのポジションで働いています。

わたしのチームはわたしを除き、現在6人のメンバーで構成されています。

2020年のコロナ渦の影響でメンバーの半分が人員削減のあおりを受け、この人数になりましたました。

1人でも欠けると、わたし含めチーム全体に相当な負荷がかかる状態になります。

 

2022年1年間で、合計で4人が入社し全員残りませんでした。

1人目は入社後の素行に問題があり、採用続行を断念せざるを得ませんでした。

2人目は入社から半年ほど経ったある日、体調不良を理由に突然会社に来なくなりました。

3人目は研修期間のある日、突然大声で「あなたはわたしをイジメてます」と

ヒステリックな叫び声を上げました。

後で分かったのですが、過去も同じようなパターンで問題を起こし、

何度も採用を打ち切られていたそうです。

 

4人目は3人目と同期でした。

一部始終を見ていて先々を不安に思ったのか、翌週の月曜には

「結婚することになりました。」との連絡をもってその日に辞めていきました。

 

こんな状況が続いていた半年の間、ベテランメンバーが治療のため入院していたため、

私と残る2人のメンバーと3人で現場を回していました。

そのうちのひとりは異動してきたばかりのメンバーだったため、

実際は2人か2.5人ぐらいで6人分の業務を回している状況でした。

 

メンバーふたり分の業務を抱えることになったわたしは、毎日12、3時間働き、

土日どちらも10時間ほど仕事をしていました。

 

2023年1月に他部署から2人のメンバーが異動してきましたが、

そのうちの1人から逆パワハラを受けています。

前の部署でも、その前の部署でもリーダーへの逆パワハラで問題になっていたメンバーです。

当時わたしに対しては好意的な態度だったこともあり、うまくやれるのではないかと

上長が急場しのぎで連れてきたのです。

確かに最初のうちは良かったのですが、ある時を境にやはり反抗心をむき出しにしてきました。

 

サイン② 社内評価がダダ下がりする

 

2022年から社内の認定試験をクリアすることが人事評価のベースになることが決まりました。

これまでは言わばマネージャーの裁量だったものが、試験をクリアしているか

していないかの分かりやすい基準になったのです。

2022年は一次試験すらクリアできず、しかも2回連続で落ちてしまい、評価がダダ下がりました。

「苦しい状況を持ちこたえました!」というがんばってます度は全く評価されなくなり

結果が出なかった人は全く評価の対象外になったのです。

まあ当たり前のことですが。。。

 

サイン➂ 父親の自己破産

 

わたしの両親はわたしの親だけあってお金の管理が全くできません。

大人になるまで分からなかったのですが、30歳を過ぎたころに気づきました。

今は70歳を超えて、世間でいういわゆる貧乏老人です。

 

2022年、両親の借金が発覚しました。

生活費をうまく工面できず、生活費をリボ払いでカード決済していたため、

借金が雪だるま状態になっていたのです。

どうにもならないと判断し、自己破産してもらいましたが、今は自己破産するにもお金がかかります。

半年ほどかかって自己破産手続きは終わりましたが、弁護士費用を今も返済しています。

そういう経緯もあり、わたしで生活費の一部を負担する日々が始まりました。

 

さて、こんな2022年の年末。

だれだけ現実逃避思考に陥っていたとしても、さすがに

「どうしてこんなことになったんだ?」と考えずにはいられませんでした。

 

有休休暇を申請して年末は早めに休暇に入り、年末にひとり考えました。

そこで、もうこんな毎日はいやだ、会社を辞めてリセットしたいと強く思いました。

 

どころがです。

 

人生をリセットできるだけの生活防衛資金がないとすぐには会社を辞められない

ということを否が応でも思い知らされました。

 

当たり前ですが、先立つものがなければ今日明日にでも辞表を出したくてもにできないのです。

そんなことをしたら次の月には家賃が払えなくなりローンの返済も出来なくなります。

ここで初めて、自分の経済状況の深刻さを思い知りました。

それば考えれば考えるほどじわじわと深刻さが這い上がってきて全身を飲み込むような、

まさに恐怖の感覚でした。

なぜ20年も問題と向き合わなかったのか、後悔しても時間は巻き戻せません。

 

それで、冬期休暇の10日間を使い、今後の人生を立て直すぞと固く決意しました。

50歳では時間的に手遅れの部分も正直あります。

でも、30歳であっても40歳であっても、「いまさら遅い」と思うことはあったはずです。

 

このブログでは、人生立て直し真っ最中の様子を綴っています。

このブログが少しでも誰かの役にたてますように。

今日もいい1日を😊