令和を生きる50歳- 借金完済して人生立て直します

浪費家は浪費している自覚がない

マネーフォワードMEで真実を暴く- 貯金ができない理由

貯金がゼロ(というか借金があるのでマイナス)の事実を書きましたが、

今回は、より具体的に毎月のお金の流れについて書きます。

過去2年分の収支を振り返りました。

 

結論から書くと、毎月収支がマイナスになるのは借金が理由ではなかったのです。

貯金が出来ない理由が借金だったとしても、収支のマイナスの原因は別にありました。

なんと、借金があっても収支をプラスにすることは出来たのです。

貯金ができないのは借金のせいだと何の根拠もなく思い込んでいたのです。

今回は答えを導き出すのに役立ったものと、実際の支出がどんな状態だったのかを書きます。

 

 

マネーフォワードMEが味方になった

数年前からマネーフォーワードMEという家計簿アプリを利用していました。

なんとなく銀行とカード情報を紐づけてあとは終わり。

お金の管理をしている気分を味わっているだけです。

これを過去2年分遡って、限りなく当時の現状の収支状況に振り分けました。

正直これにかなり時間がかかり、だいぶしんどかった。

 

マネーフォワードMEはご存じの方も多いと思いますが、

銀行やカードを紐づけるだけで終わったらダメです。

マネーフォワードMEは取り込まれたデータを見て、これは日用品だね、

これは食費だよね、とある程度予測でカテゴリを仕分けてくれますが、

それを自分で修正しないといけないです。

 

例えばビジネス書が娯楽に仕分けられていたり、

交際費に入れたいランチが食費に仕分けられていたり、

お店の名前やモールの特徴で判断して自動振り分けされるのです。

これを都度修正することでマネーフォワードMEが振り分けの傾向をつかんで、

「あ、これは書籍なんだね」「これは交際費なんだね」と学習してくれるのです。

自分仕様に育てれば、自分にとって役立つ心強い家計簿マスターとなってくれます。

 

それを2年前から遡ってやりました。

わたしの場合、携帯を格安SIMの契約に乗り換える、保険を見直すなど

よく取り上げられるものは既に対策してるため、固定費はひとまず置いておきます。

よって日用品、通信費、交通費、保険等など、影響が小さかったものは今回は省き、

取り上げるにふさわしい問題児カテゴリを見ていきます。

 

画像は実際のわたしのマネーフォワードMEの収支画面です。

カードの締め日に合わせて15日で締めています。

サンプルに2022年4月の収支を見てみます。

収入は前回の記事のとおりダダ下がりのため、現在の手取りは平均で22万円前後です。

どのみち収入に対し支出がバグっています。。。

 

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これを見ると、過去の自分に正面からキレイなラリアットを食らわせたいです。

いったん気持ちを静めて大カテゴリを見ていきましょう。

 

住宅費・借金の内訳け

まずは住宅費から。

わたしの家賃は管理費込みの70,990円です。

住んでいる地域の複数情報から導き出したひとり世帯の平均家賃は50,000円前後。

平均より高めです。

家賃についてはまた別の記事で取り上げたいと思いますので一旦スルーします。

 

次が問題のローン返済です。

毎月37,500円。

これにクレジットカードで毎月10,000円返済のリボになっているものがあるため、

実際の返済額は毎月47,500円です。


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衣服・美容の内訳け

次が衣服・美容カテゴリ。

毎月20万そこそこの一人暮らしの会社員が、毎月47,000円の借金を払い、

衣服美容に66,000円という、正気の沙汰ではない状況です。

実際何に使っていたかというと、衣服のうち20,000円は母親へのプレゼントでした。

これはプレゼント代のカテゴリでも良かったかもしれません。

残り3万円は、季節の変わり目だからと春物の服を買っていました。

 


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食費の内訳けと全国の平均値

次が食費カテゴリ。

試しに「ひとり暮らし 食費 女性 中央値」とグーグルでキーワード検索してみると

35歳から59歳の平均値は40,075円でした。

中央値がほしいのですがおそらく表示されているのは平均です。

データの平均に近いですが、借金を返済し、衣服美容にもそこそこお金を使い、

食費もまあまあ人並みに使っていたら当たり前にマイナスになります。

 


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健康・医療の内訳け

次が健康・医療カテゴリ。

ボディケアに分類されているものは、サプリメントやお風呂グッズなどでした。

サプリメントは、プラセンタ、DHA/EPAスピルリナなどです。


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水道・光熱費の内訳け

最後は水道光熱費

ここは少し説明が必要なカテゴリです。

両親の電気代、水道代はわたしが負担しています。

水道代は2ケ月に一度に徴収がありますが、両親の住居分と交互に上がってくるため

毎月水道代の支払いがある状況です。

電気代は当時はまだ現在ほど高騰していなかったため、この程度で済んでいます。

 

わたしのマンションはプロパンガスのため、都市ガスと比べると基本料金が高いです。

今のマンションはガス会社を選ぶことができませんでした。

基本料金は以前済んでいたマンションの時より1000円弱ほど高くなりました。

 

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以上が問題児カテゴリの内訳です。

 

マイナスをどうやって補っていたのか

では貯金もないのにこの53,806円のマイナスはどうやって埋めたのか。

それはボーナスの取り崩しです。

評価がよかったころのボーナスも、ダダ下がりしたボーナスも、

分け隔てなく毎月の支払いの補填に充てていました。

 

問題はどこに?

ひとことであらわすなら「自覚」です。

自分に借金があること、貯蓄ができていない状況を自覚していない。

使っていいお金を自覚していない。

身の丈を自覚していないと言ったら総括になるでしょうか。

20万円の手取りであれば、30万円使っていいわけがないのです。

小学生でもわかりそうなことが、50歳にもなって自覚できていません。

 

黒字の可能性は

借金がある状態で黒字と言うのもおかしな話ですが、ひとまず収支だけで見た時に、

わたしの給料であればマイナスの辞退は避けられるはずです。

今回取り上げたカテゴリに手を打つだけでもギリギリマイナスになることは防げます。

 

それでも大きな決意と強い意思がないといけません。

なんせ20年間続いていたパターンを変えるのですから。

 

次の記事ではわたしが実際に行った改革を書きます。

このブログが少しでも誰かの役に立てますように。

今日もいい1日を😊