これがないと人生は浪費で終わる
最近は連日熱中症アラートが立つ毎日ですが、午後から雷鳴がゴロゴロこだまし、夕立ちやゲリラ豪湯が起こるパターンが続いています。
その代わり、嵐が去った夕暮れの空の変化が美しいです。
今日はエアコンを1日付けたままの場合と、午前中だけ切るのではどれぐらい電気代が変わるのか実験のため、昨日からつけっぱなしでございます。
さて、貧乏 ⇒ 生活が苦しくて借金 ⇒ 浪費 ⇒ また借金のループを抜け出すために人生立て直し中のわたしですが、このパターンを本気で変えようと決意して分かったことがあります。
それは、目的、プラン、自己肯定感がないとお金の問題にはまりやすく、抜け出せないということです。
具体的には、本気になれる目標や目的があり、達成する現実的なプランを描き、それを継続できる高い自己肯定感があるということです。
わたしなりにですが、以下のような公式で考えてみました。
お金に困らない人生=(目標+計画)×自己肯定感
人生の目標だの目的だの、自己啓発本などでよく見かける精神論のように思っていましたが、お金に関しては真実だと確信しています。
わたしの場合、貧乏どん底になったきっかけは生活防衛資金を貯めないままお金のかかる路線変更をしてしまったことです。詳しくは、”生活防衛資金がなくて借金した”の記事に書きました。
気持ちだけでは人生は変えられないことを身をもって経験しました。
20年前のわたしは、何でも計画が無さ過ぎました。
借金に至ったのはこの計画の無さからきた生活の苦しさです。
これにプラスして、自己肯定感の低さが借金を増幅させました。
お金がない今の状態をきちんと受け止める強さがあれば、どうすべきか正しい判断が出来たと思いますが、残念ながらもっと人に価値がある人だと見られたい、センスのいい暮らしをしていると思われたいという思いにとらわれていました。
今の自分に自信がないから、よく見られたい、他人に承認されたい気持ちがすべてになります。
今の自分はこれでいいんだと、自分自身と自分の生活を肯定できていたら、浪費としか言えないようなお金の使い方はしなかったと思います。
そんなことなので自分が本当に欲しているものが何かも分からず、強い思いを向けられる対象もありませんでした。
すべてが世間、周囲が基準。お金を使う基準も他人の目になっていました。
50歳にして、本気で借金を返して人生を立て直したいと思いました。
借金を返すと決めてから、わたしのお金の使い方、人生に対する考え方、暮らし方が180度方向転換できたのです。
嵐で羅針盤が狂い、行き先を見失った船が突如嵐を抜け、羅針盤で位置を確認できるようになり自分の進む方向へ舵を切る。。。そんな状態に近いかもしれません。
あれほど周囲よりワンランク上に思われたいと思っていたのに、今は見てくれや持ち物は身の丈に合っている状態がいちばん幸せです。
節約もゲームのようで楽しい。
また別の記事で書きたいと思いますが、アクセサリーなどは買わずにすべて手作りするようになりました。
本気で達成したいことがあると、持ち物や見た目は関心事ランキングの下位に転落します。
今は人にどう思われたいかと言えば、賢い人に見られたいと思うようになりました。
冷静に考えると、持ち物や見てくればかり気にしていて、教養がなかったり考えが浅い人は愚かに見えます。
これもまたいつかの記事に書きたいと思います。
このブログが誰かの参考になれば幸いです。
それでは今日もいい一日を😊